借金返済の裏ワザ

貸金業法では、『貸金業者は、個人向け貸付けにおいて、年収等の3分の1を超える貸付けが原則禁止』と定められています。
これは年収が300万の人なら、融資可能額は100万までということですが、複数の件数から融資を受けている場合は、全ての融資額をトータルして100万を超えることはできません。

ただしこれには、一部除外または例外となる借入れもあり、主にカードローンを含む銀行などからの借り入れ、住宅ローン、自動車ローンなどは対象外となっています。
他にも、個人で融資を受けたい場合、個人ごとに年収等の3分の1を基準としますが、配偶者と併せた年収の3分の1以下の貸付けが可能なケースもあるわけです。

貸金業法ではこのように「融資可能な基準の条件」が定められているのですが、実のところ、細かい規定は貸金業者でそれぞれ違います。
基本的には、現行の借入れ件数が5件までというのが一般的です。しかし、融資を受けたい方の過去の支払い履歴が優良の場合は、借入れ件数が多くても貸してもらえる可能性もあるようです。TVやCMで見かけるような信用性の高い大手貸金業者は審査が厳しく、平均契約件数が50％前後というデータも出ており、審査に通らない方が半数いるのが現実です。そうなると他社で断られた方でも借りれる（貸してくれる）金融業者や金融会社を探す人が増えるのは必須ですよね。

『他社で断られた方必見!!絶対借りれる』
『他社で融資を受けられなかった人も無審査だから借りられる』
『審査に通らない人や他社から断られた人にも融資可能』
『他社断られた方へ最優先融資キャンペーン』

など、上記のようなキャッチコピーで勧誘している業者には、来店不要の簡単審査を謳っていたり、無審査でどんな人にも100％融資するような業者が多いです。

お金に困っているからこそ、審査に落ちた人でも貸してくれる業者がないか必死で検索をするのでしょうが、他社の審査に落ちた人へ融資ができるということは法律スレスレか、違法である可能性が否めません。

思いのほか高額の利息が条件となっていたり、契約した金額から手数料を差し引かれた少額を振り込まれ、多額の取立て被害にあったケースもあります。

貴方が今借りようと思っているその業者、本当に大丈夫ですか？

きな臭い所にはキケンな業者（ヤミ金業者など）が身を潜めている可能性が大いにあることを忘れずに、しっかりと安全を確認してから契約しなければ、たかだか1万の借金であっても、将来泥沼の借金地獄に発展し、人生はとんでもない事になるのです。


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